そして、原料の状態によって
2タイプのラムに生まれ変わります。
そのうちのひとつが〈アグリコール〉
そして、もうひとつが
〈アンデュストリアル〉
と呼ばれるラム酒で 糖蜜 から作られます。
「糖蜜」とは砂糖を作るときの副産物なのですが、
精製のためにさとうきびの搾り汁を煮詰めていくと
結晶(つまりこれが砂糖・粗糖ともいいます)ができます。
そして、これを取り除いた後に残った
どろどろの液体、
これが「糖蜜」なのです。
アンデュストリアルとは工業生産品の意味で、
主に砂糖工場に併設された酒造所で
糖蜜を利用しての醸造されたのが始まりのようです。
南大東島ではできた糖蜜の一部は畑にまいて
次に育てる「さとうきび」の土の肥やしにしています。
★ちなみに我がグレイスラムでは
〈アグリコール〉と〈アンデュストリル〉の2タイプ を造る予定です。