夏のコルコルゼリー

見た目も涼やかにコルコルでつくったひんやりデザート
『夏のコルコルゼリー』はいかがでしょうか。

飲むコルコルではなく、食べるコルコル・・・。

CORCORゼリー

夏になると変り種のゼリーがよくお目見えします。

去年は『水ゼリー』が登場。
どんなものか興味津々で買いに行ってみたら、『水ゼリー』というだけあって、すっきりとした無色透明なゼリーがプルリンと陳列されていました。
楽しみに持ち帰って一口食べてみることに・・・

果たして・・・

「  !?  」

ゼリーに添えられたガムシロップの味が、甘く広がりました。
あとは・・・

水のおいしさを表現するのは、とても難しいものです(笑)。


コルコルゼリーは味と、そして香りも楽しんで下さい。


そうそう、ちょっとゼリー・トリビア。

ジュレとしてゼリーがデザートとして食べられるようになったのは、18世紀末から19世紀初頭。
フランスが革命を迎えて移り変わっていく頃のことでした。

何でも、冷蔵技術が今のようにはいかなかったこともあって、ゼリーが今の水分に対して3%ほどのゼラチンで作られているのに対して、その当時はその2倍ほど。

プルリン・・・というより
ぶるんっ・・・という感じのゼリーだったそうです。

よくかまないといけなかったんでしょうね。

〈材料(3〜4人分)〉

板ゼラチン    15g(水につけ、2〜3分ほどつけておく)
グラニュー糖   大さじ5
CORCOR   大さじ5
水        300cc

お好みで スイカ、キウイ、パイナップル、などのフルーツ  適量
〈作り方〉
(1)鍋に分量の水とグラニュー糖を入れ、火にかける。沸騰したら弱火にし、CORCORを加えて火を止める。

(2)ふやかしたゼラチンを加え、予熱でとかしたら、水でぬらした容器に流し入れる。そして、予熱がとれたら冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。

(3)フォークなどでゼリーをくずし、一口大に切ったフルーツにのせてできあがり。
〈ポイント〉
・ゼリーを作るときは市販のゼラチン(粉ゼラチンなど)に表記されてる分量の2/3量の水分が目安です。
・こどもが食べる場合は、ラム酒の量をひかえ、アルコール分をよくとばすと食べやすくなります。
CORCORゼリー

料理・スタイリング 薬袋きぬ子 / 撮影・江田孝弘
2006年8月 7日